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[プレナスなでしこリーグカップ2010 Aグループ第2節 TEPCOマリーゼ VS 伊賀FCくノ一]

7月18日(日) 13:00 福島・いわきグリーンフィールド
観衆:804人 / 天気:晴れ / 主審:米村真由美/ 副審:角田千絵、岩渕亜紀子/ 第4審判員:冨木由美子
TEPCOマリーゼ 3
前半
1 − 0
2 − 0
後半
0 伊賀FCくノ一
20分 井手上 麻子
52分 伊藤 美菜子
78分 鮫島 彩
得点  
5 GK 19
15 CK 2
8 直接FK 5
2 間接FK 4
0 PK 0
  警告  
  退場  
交代 SH 選手         選手 SH 交代
    天野 実咲 1 GK GK 1 大野 摩耶    
  1 山本 りさ 2 DF DF 2 山口 絢子    
  1 長船 加奈 3 DF DF 4 道倉 宏子    
82分(→24)   下小鶴 綾 7 DF DF 5 池内 里紗    
82分(→14)   宮本 ともみ 6 MF DF 26 武田 裕季    
  3 上辻 佑実 8 MF MF 8 松長 朋恵   61分(→29)
  3 鮫島 彩 9 MF MF 10 堤 早希    
74分(→17)   嘉数 飛鳥 20 MF MF 19 小林 真規子    
74分(→21) 1 伊藤 美菜子 10 FW MF 23 関根 麻里 1 84分(→15)
  3 佐藤 衣里子 13 FW MF 30 西野 有香   61分(→6)
59分(→15) 3 井手上 麻子 26 FW FW 22 藤本 綾乃   HT(→33)
 
    吉冨 桃子 24 DF GK 16 小林 舞子    
    松長 佳恵 14 MF DF 6 清原 祐子    
    田原 のぞみ 17 MF MF 15 輪田 真理    
  5 中原 沙央理 15 FW MF 29 作元 芙美佳    
    森本 華江 21 FW FW 33 阪口 彩希絵    


リーグ発行公式記録(紙)はこちら

伊賀に3-0! 完勝はチーム力向上の証し


 プレナスなでしこリーグカップ2010 Aグループ第2節、マリーゼは、いわきグリーンフィールドに伊賀フットボールクラブくノ一(以下、伊賀FC)を迎えてのホームゲームに臨んだ。
 前節、新潟Lに逆転勝ちして好スタートを切ったマリーゼ。交替して登場したメンバーが、それぞれ見事な活躍を見せるなど、今後に向けた好材料が揃った試合だった。
 今日の相手伊賀FCとは、2008年10月以来の試合となる。かつては苦戦した相手だが、現在の勢いを考えると、しっかりと勝ち、決勝トーナメント進出に向けた足がかりとしたいところ。

なでしこリーグカップ2010 Aグループ第2節│佐藤衣里子 強い日差しが降り注ぐ酷暑のもと、13時ちょうどにキックオフ。マリーゼは今季初先発の佐藤が3トップの真ん中に入った以外は、前節と同じメンバーで試合に入った。対する伊賀FCは中盤をダイヤモンド型にした4-4-2。中盤をしっかりと作りながら試合の組み立てを図る。
 好調をキープする上辻を中心にパスをつなぐマリーゼが試合のペースを握る。細かなパスに大きなパスを織り交ぜて、ダイナミックに試合を展開していく。右サイドの井手上から左の伊藤へ、左サイドの鮫島から右の嘉数へ、さらには右DFの長船から最前線の佐藤へ、左DFの山本から右FWの井手上へ。
 大きなパスがアクセントになり、攻撃がスピードアップするマリーゼ。鮫島のスピードに乗ったドリブル、井手上のDFを引きつけてのスルーパス、佐藤の強引な突破、さらには、上辻の意表を突いたミドルシュートと、次々にチャンスを作る。
 時折繰り出される伊賀FCのカウンターにも、上辻、宮本が中心となって中盤の選手を、山本、下小鶴、長船のDF陣が高い位置から相手FWを封じ込め、攻撃の形を作らせない。
 すると20分、パスにシュートにと積極的なプレーを見せていた上辻が相手DFの裏に抜け出し、GKの頭上を越えるクロスを送ると、そのボールを嘉数が頭で落とし、最後は井手上がヘディングで決めてマリーゼ先制(1-0)。
 先制してさらに攻撃のペースを上げるマリーゼ。この後も、井手上のパスを受けた鮫島のミドルシュート、伊藤のお膳立てを受けた上辻のシュートと、何度も決定機を作り出す。しかし前半は1-0のまま終了。完璧に試合を支配したからこそ、1点という得点は若干の物足りなさを感じさせるほどの内容だった。


なでしこリーグカップ2010 Aグループ第2節│松長佳恵 後半も、前半同様、積極的なプレーを続けるマリーゼ。カウンターを狙ってくる伊賀FCに対しても、高い位置からの守備で確実に仕留め、攻撃へとつなげていく。
 すると52分、混戦状態からボールを奪って抜け出した伊藤が、そのまま持ち込んでゴール!(2-0) 伊藤はこれでカップ戦2試合連続のゴールと、決定力のあるところを見せつける。
 2点差となって、試合の流れはおおかた決まったものの、さらなる追加点を狙って、フレッシュな選手を次々と投入するマリーゼ。59分には井手上に代わって中原を、74分には伊藤に代えて森本を、さらには嘉数に代わって田原をと、前節の新潟戦で、強いインパクトを残した選手たちを次々とピッチに送り込む。
 中原の思いきったシュート、森本の裏への抜け出しと好プレーが続き、相手DFをゴール前に押し込むと、78分、左サイドをドリブルで突破した鮫島が、そのままシュートを決めて3-0。
 最後、宮本に代えて今シーズン初出場の松長を、下小鶴に代えて吉冨をピッチに送り込んだマリーゼ。松長はボランチに、吉冨はセンターバックの一角に入り、冷静に試合を進めて試合をクローズさせた。

 これでカップ戦2連勝となったマリーゼ。90分間、常に試合をコントロールし、無失点、わずかシュート1本に抑え込んでの完勝だった。次戦の相手は、今季、リーグ戦で黒星を喫しているJEFL。難しい試合になるのは間違いのないところだが、控えメンバーを含め、チームとしての力が向上している今のマリーゼであれば、必ずや勝ち点3を奪い取ってくれるはず。がんばれ、マリーゼ!




菅野将晃監督

菅野将晃監督 3-0の完勝でした。
 炎天下での試合でしたので、どれだけ走り切ることができるかということが課題でした。選手たちは最後までしっかりと走ってくれました。それに、前節の新潟L戦に続いて途中から出てきた選手たちが自分たちの役割を出し切ってくれたこともよかったと思います。

攻撃面での狙いは?
 ピッチをワイドに使い、サイドで数的優位を作ってクロスを上げる練習をしてきました。クロスを上げるときは、逆サイドまでしっかりと見ることが大事になりますが、1点目は、その通りのプレーをしてくれたと思います。

次は、リーグで敗れているJEFL戦。
 ひとつ負けているので、リーグ戦での対戦のことを考えても、しっかりと打ち勝つゲームをしなければ、と思っています。


GK 天野実咲選手(1番)

天野実咲 3-0での完勝。後ろから安心して見ていられたのでは?
 リスクマネージメントがうまくいっていたと思います。ただ、前半、チャンスがありながら1点で終わってしまったことはフィニッシュの精度を含めてまだ課題はあると思います。

1-0で終わったハーフタイムは?
 1点しか取れていなかったこともあったんですが、もっと楽しんで試合に入っていこう、と。そのうえで早く次の1点を取ろうと話をしました。

カップ戦に入ってからは、控え選手の活躍も目立ちます。
 多くの選手がピッチで力を発揮できるというのは嬉しいことですし、チームの力が上がっている証拠だと思います。より団結力を高めて、次の試合に臨んでいきたいと思います。


MF 松長佳恵選手(14番)

松長佳恵 1年2ヶ月ぶりの公式戦のピッチ!
 性格的にもキャラ的にも緊張しない方なんですが、やっぱり久しぶりだったので緊張しました(笑)。自分のプレーをしようと思って試合に入りました。コンディションもだいぶ良くなってきたと思っています。

監督からの指示は?
 私は体が小さい分、動き回ってボールを受け、味方にパスをしていくということが特徴だと思っています。その自分のプレーを出すように言われました。

今日は、伊賀FCの松長朋恵選手との双子対決も期待されました。
 試合前夜に連絡を取って、お互いに頑張ろうと話していました。できれば一緒のピッチに立ちたかったんですけど(笑)、まだリーグ戦でも試合はありますし、次は一緒のピッチに立って闘いたいと思います。

今後の目標は?
 カップ戦では、もちろん優勝を目指します。個人的には、まだまだだと思っていますし、私のポジションはライバルが多いのですが、一生懸命練習をして監督にアピールしていきたいと思います。


FW 佐藤衣里子選手(13番)

佐藤衣里子 完勝でした!
 試合に勝てたこと、そしてその試合にフル出場できたことはとても嬉しいです。課題はありますが、自分なりに楽しめた部分もあったのでよかったと思います。

試合前のゲームプランは?
 自分が動かないとチームの動きも止まってしまうので、しっかりと動き続けることを念頭に置いていました。監督からは、相手の裏を狙うことと、思い切ってシュートを打っていくように言われていました。

終了間際には惜しいシーンも……。
 入った瞬間はすごく喜んでいたのですが、旗がしっかりと上がっていましたね……(苦笑)。ただ、そのシーン以外ではなかなか打ち切ることができなかったので、もっとシュート練習をしていく必要があると感じています。

これまで複数のポジションで試合に出場しています。
 今のチームでは、ポジションによっての役割が大きく違うということはないように感じていますので、守備的なポジションでも攻撃的なポジションでも、積極的にアクションしていくことを考えています。


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