1. 大会名:なでしこリーグオールスター 2009
2. キックオフ日時:2009年8月30日 17:00
3. スタジアム名:東京・西が丘サッカー場
4. 天候:雨
5. 試合スコア:
なでしこROSA 0-2 なでしこCINZA
1st 0-1/11分 庭田 [CINZA・浦和]
2nd 0-2/84分 北本 [CINZA・ベレーザ]
6. なでしこROSAメンバー:
GK:大友
DF:鮫島、宮崎、長船(以上、マリーゼ)、甲斐
MF:宮本(マリーゼ)、上尾野辺、那須、米津
FW:川澄、大石
[交代]
HT 大友→海堀
HT 大石→丸山(マリーゼ)
HT 宮本→原
54分 甲斐→本間(マリーゼ)
62分 上尾野辺→奥田
7. 戦況概要:
8月30日(日)、東京・西が丘サッカー場にて「なでしこリーグオールスター2009」が開催されました。マリーゼからは鮫島彩(DF)、宮崎有香(DF)、長船加奈(DF)、宮本ともみ(MF)、丸山桂里奈(FW)、本間真喜子(FW)の6選手がなでしこROSA(ローザ)の一員として出場し、同チームの指揮を菅野将晃監督が執りました。
昨年に引き続き、試合開始前には「なでしこ縁日」が開催され、マリーゼのチームブースでは松野、五十嵐、田原や、OGの青木千里さんがグッズ販売を行うなど、サポーターとの交流を行いました。
また、日本代表・JリーグOBとなでしこリーグOGのスペシャルチーム対JFAアカデミー福島のエキシビジョンマッチも行われ、OB・OGチームにはマリーゼOGの大部由美さんも参加。大部さんは後半から右サイドバックとして出場。落ち着いた守備や積極的な攻撃参加など、現役時代を彷彿とさせるプレーを観客に披露。なお、試合はOB・OGチームが3-1で勝利しました。
メインイベントであるオールスターが始まる頃には雨も上がり、17:00ちょうど、いよいよキックオフ。マリーゼから選出された6選手のうち、鮫島、宮崎、長船、宮本が先発出場を果たします。ピンクのユニフォームをまとったなでしこROSA(以下、ROSA)と、グレーのユニフォームに身を包んだなでしこCINZA(以下、CINZA)、両チームの戦いは、開始早々中盤でのせめぎ合いが展開されます。安藤(浦和L)、石田(JEFL)らスピードある選手を前線に置いたCINZAが攻め上がりますが、センターバックとして出場した宮崎、長船らが落ち着いた守備を見せ、得点を許しません。しかし11分、右サイドから庭田(浦和L)が中央にクロスを上げると、これがそのままゴールに吸い込まれてしまいます(0-1)。このゴールでCINZAに試合の主導権を奪われ、ボールをキープされる時間が長くなっていきます。ROSAも川澄(INAC)、大石(新潟L)といった突破力のあるFWにボールを集め、また、左サイドバックとして出場した鮫島のオーバーラップ、ボランチとして出場した宮本のスルーパスなどから得点を狙っていきますが、なかなか決定機を作ることができません。次第にゲームはこう着状態に入っていった中、輝きを放ったのが宮崎でした。1点は奪われたものの、その後は冷静な対応を見せ、日本代表にも名を連ねるCINZAのスター選手たちをしっかりと封じます。祭典の枠にとどまらない激しい攻防を見せた前半は、0-1のまま終了となります。
 
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再び雨が降り始めた後半、大石に代わり丸山が投入されます。ツートップの一角として出場した丸山は、スピード溢れる“らしい”プレーでCINZAゴールに迫ります。54分には
甲斐に代わって本間を投入し、攻撃の手を強めていくROSAでしたが、前線へのボールが中々繋がらず、決定機を作ることはできません。逆に、CINZAの正確なボール回しに翻弄され、度々ゴールを脅かされてしまいます。
62分、ROSAは上尾野辺に代えて奥田(FC高槻)を投入したことに伴って、鮫島を中盤へと上げます。鮫島は得意のドリブルで積極的に勝負を仕掛け、攻撃のリズムを作り始めます。すると77分、右サイドから那須が上げたクロスに本間が反応しますが、シュートまでは至りません。何とか一矢報いようと、終了間際に宮崎が前線に攻め上がるなど、マリーゼでの試合同様、最後まで諦めない姿勢を見せますが、得点を奪うことはできず。すると84分、途中からピッチに入ったCINZAの北本(浦和L)にゴールを奪われ万事休す。0-2で試合終了となりました。
勝利を得ることはできなかったROSAですが、すべての選手たちが持ち味を活かしたプレーで、祭典の枠にとどまらない真剣勝負を披露。3,323人の観客を大いに沸かせ、来週から始まる第3クールに向け、リーグのさらなる盛り上がりが期待させる一戦となりました。
●菅野将晃監督

―オールスターを振り返って。
豪華なメンバーで戦えたことを、監督として非常に嬉しく思っています。こういった形でなでしこリーグが注目されて盛り上がるというのは意義のあること。試合には敗れてしまいましたが、選手たちはよくやってくれましたし、いいゲームができたと思っています。
―オールスターとはいえ、激しい試合が展開されました。
今、サッカー選手を目指している女の子も非常に増えています。そういった子どもたちのためにも、リーグを代表する選手たちは自分たちの良さをフルに発揮しなくてはならないと思っています。そのため、選手たちには“いいゲームをしよう”と声をかけました。
―マリーゼからは6人の選手が出場し、うち4人の選手がサポーター投票で選出されました。
サポーターが選んでくれたということはありがたいですし、マリーゼにとってもいい流れを生むことですので、嬉しく思っています。
●本間真喜子選手(FW)

―初めてのオールスター出場。
とても緊張しましたが、プレーしている内に集中でき、楽しくやれました。他のチームの選手たちとサッカーができ、勉強にもなりました。
―中断期間中にはどのようなトレーニングを?
走り込みを中心に厳しい練習を積んできました。フィジカルも強くなってきていますし、精神的な面でも成長できていると思います。
―いよいよ来週から第3クールが始まります。
一戦一戦で勝利にこだわって戦っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。
●宮崎有香(DF)

―サポーター投票で初めてのオールスター出場となりました。
すごく楽しかったです! いつもとは違うメンバーでサッカーができ、すごく新鮮でした。
―宮崎選手自身のプレーを振り返って。
自分の考えているプレーはできましたし、ラインの上げ下げなど、指示の部分でもうまくいきました。リーグに向けても、コンディションは上がってきていると思っています。
―第3クールに向けて。
チーム一丸となって、死に物狂いで頑張りたいと思います。
●鮫島彩(DF)

―試合を振り返って。
いつものリーグ戦とは違った雰囲気の中で出来たので楽しめました。セットプレーや試合中のコミュニケーションという面では難しさも感じましたが、いい刺激にもなりました。
―今日はいつもとは違うピンクのユニフォームで臨みました。
ちょっと恥ずかしかったですけど(笑)、滅多に着ることが出来ないので嬉しかったです。
―来週からリーグ戦が再開されます。
今まで勝ってきたチームはもちろん、上位のチームからも勝ち点を奪うことができるよう、チーム一丸となって戦いたいと思います。 |